『君の名は。』感想
「君の名は。」見てきました。
見終わってしばらくの間声が出ませんでした。
とにかく良いとしか言えないです。
※多少のネタバレ含みます。
「君の名は」で良かった所といえば新海監督作品なので一番に言えることは絵の綺麗さでしょうか。
緻密に描かれた美術背景。光の具合。どれも物語を彩る最高のスパイスだと思いますね。
彗星が流れるシーンの綺麗さ、美しさは言うまでもないと思いますし。
他にも畳の木目の細かさやもみじの葉に水が滴るシーン、紡いでる糸、空、水面、日常どれも全部綺麗でリアリティを感じさせるような素晴らしい背景でどんどん惹きこまれていきました。
あとは新海監督作品特有のの切なさも魅力でしたね。
けれど、途中まではあまり今までの作品のような切なくなるような感じってしなかったんですよね。でも、彗星の話が出た途端全部覆されましたね…
なぜ二人の入れ替わりが途切れたのか。事実を知った時のあのもやもや感やつらい感じ、これこそが新海監督作品だということを思い知らされましたね笑
そして終盤でのすれ違い。本人たちは入れ替わりの記憶なんて忘れちゃってて、でもどこかに君の姿を探している。胸が締め付けられるような苦しくて切ない気持ちになりました。
語彙力が足りなくてこんなことしか言えないですが本当に良かったです。
次の新海監督作品もすごく楽しみにしています。